新学期が始まった。夏休みを持てあまし気味だった子ペンギンは、生真面目に朝早くから学校へ行く。内容はともかく、学校という場所、校内行事、授業を聴くという課題は、彼の退屈を紛らわせているようだ。私はどうであろう?以前にも増して、人に説明することが多くなった。 説明するだけならよいが、納得してもらうまで、「なるほど」と言ってもらうまで話を続ける。それは感情レベルではなく、事実と数字と学問を交えてのnegotiationだ。理詰めで話すことは、緻密な作業だ。
それは目的達成のためにstepを踏んで思考する。ただ、つまらないのは、ひらめく瞬間があまりなくなったことだろうか。