久しぶりに遅刻。「3分ほど遅れます」と電話で伝えてもらったが、実際には10分も遅れた。地下鉄を乗り越し、気が付くと☆釜口のアナウンスが耳に入る。派手に乗り越したのは2回ある。1回目は京都で降りるはずが、目覚めると列車がちょうど桂川を渡っていた。2回目は眠ったまま終点につき、車両が車庫に入ってから気が付いた。このごろ地下鉄で本を読まなくなった。その代わり眠りに落ちる。時間とスペースさえあれば眠る。アリスは眠りから覚めると不思議な世界から現実にもどれたが、私は何回目覚めても不思議で不可解な世界にいる。いつかきっと「あれは夢だったのね・・・」と言える日が来ると思っている。日々アリスのいた不思議な世界で右往左往するせいか、私とわたしの会話は終わらない。