子ペンギンの学校では、卒業式に記念品と紅白饅頭を配る。わずか1行の文章を前会長から聞かされ、どうしたものか困った。どこの和菓子屋に注文していたのか記録がない。少なくとも前会長はノートに記録していない。ノートの存在すらない。まったくの口伝に時にめげそうになる。なんとか和菓子屋を探し、会計に注文するようお願いする。ところが紅白饅頭には大と小があるらしい。教頭が卒業生は大でその他在校生や教職員etcには小だと言う。何をもって大なのかさっぱり見当がつかない。昨年の紅白饅頭を目撃した人間だけが、大きさの違いが分かるようだ。まったくうちの学校はdiscommunicationの極みだと思う。些末な用事や配布物に追われ、さすがに怒りがこみ上げる。会長は書記や会計ではないのに・・・と遠吠えしつつ、気晴らしに娘とDVDを鑑賞した。某掲示板で“頑張って達成感”だったら「ショーシャンクの空に」がいいと勧められた。その後見る機会も時間もとれず、そのままにしてあった。ようやく観たのに、あまり感動しないのはなぜだろう。感動よりもその後主人公達がどうなったかが気になって仕方がない。