今日も一日平和だったかどうかは、眠りにつく瞬間まで分からない。夕食も入浴も終えノンビリした空気が漂った瞬間、子ペンギンが「☆○◇のシールがない!」と騒ぎ出す。彼の鉄道・バス関連のコレクションは、あまりに膨大なので誰も何がどこに収納してあるか分からない。知らん顔を決め込むと、こんどは一緒に探してくれと家族を巻き込む。今夜は子ども1号と娘が参加してくれた。私も一緒に探すけれど、彼が「もういいよ、自分で探すから」と言うまでしか付き合わない。今夜は15分ぐらいで諦めたので、まぁラッキーだ。余計な質問や叱責などしたら、それこそ騒ぎを大きくするだけだ。粛々と探すポーズをし、見つかったら「よかったねぇ~」と一言。ついでに「シールをまとめて保管するフォルダーを買ってこようか?」とお誘いをかける。彼の自閉症らしからぬ大雑把な物の置き方は、ダンナに似ている。私でなくて、ホッとする。