指導教官ではなかったΣ先生からメールが来た。「懐かしい☆□セミナーのお知らせ」というタイトルだ。授業は出たけれど、直接指導してもらったわけではない。それなのになぜ私にメールを送ってきたのだろう・・・と数秒考える。この時期に会場が某所だとすると、一度だけ発表をした記憶がある。大した内容ではなかったし、私の発表した内容はその他大勢の人たちとずいぶん毛色の違うものだった。5年ぶりに会場になったため、卒業生にも連絡をくれたのだろう。あのときpptを作成していると、ダンナが腰痛だの?だのを訴えて深夜うるさかった。あまりに騒ぐので救急車を呼び、☆◎病院か△□病院、それでもダメなら △▽病院にしてねと伝えた。ダンナを乗せた救急車は2番目の病院に向かって出発し、私はやれやれとモカを飲みながらpptの続きを作成した。何も連絡がないので、知らん顔を決め込みpptを完成。いいかげん昼近くになりダンナが電話をしてきた。喫煙室から「昼ごろ帰るから」とお気楽な声で言う。ちっ、と呟きながらそのまま会場に向かい発表をした。ちっとも懐かしくないepisodeだが、みんなその後どうなったのか知りたい衝動にかられる。