子ども4号とダンナがTS○TAYAに行くと言う。私もカードを更新しようと便乗する。週末の夜どれほど混み合うのか考えずに行き、精算を待つ長い列に唖然とした。フォーク並びをする時間がもったいないので、今度は地元のレンタル店に向かう。お目当ての「笑う大天使」が見つからず、かといってそれ以外の日本語作品を見る気にもならない。つい、ぱっと目に入った「ユナイテッド93」を借りた。どうも飛行機とパニック系には弱いようだ。家族で行動をすると、たいていこんな風に無計画かつ衝動的な結末を迎える。出たとこ勝負の子ども4号に比べると、子ペンギンは無駄遣いをしない。おまけに今夜は私に近寄り「ねえ、障害者の生活って厳しいかなぁ~?」と言う。「どうして?」と聞くと、「だってアパートでひとり暮らしをして外食をすると、お金がかかるだろ。それにどんな仕事があるんだろう?」と悩ましい。本人告知をしたわけでもないが、それなりに分かっているのだと再認識する。障害者でなくても、自立するのが難しい社会だ。将来の生活設計を一緒に考えて行くのが、これからの私の役目になりそうだ。