久しぶりにゆっくりと時間が流れていく。子どもγ号は、ダンナと自転車を買いに行った。子ペンギンは、明日大☆根の地下街を探検に行くらしい。今夜はE先生、M先生に電話をし、年始のご挨拶と近況報告をした。たまに年長の方々と話すのは、知恵を拝借するだけでなく敬語の練習にもなる。そしてH先生のケータイに「ことしもよろしくね~」と入れておく。お一人ずつ話す内容は異なるけれど、共通することを見つけた。それは大きな括りで同じ世界にいるものの、立場や職種により同じ情報であっても、ある時点までしか伝わっていない。AがBになったことはご存知でも、その後BからC、最終的にはDかEになるだろう事が共有できていない。立場上知らなくてもいいかもしれないが、知っていたら不測の事態を防げたかもしれないということはけっこう多い。ユビキタスが言われて久しいのに、なんと古色蒼然とした世界なのだろう。どうにもならないピラミッドを、どうしたら壊せるか考えると気が遠くなりそうだ。でも、意外なところにその鍵が隠されているのかもしれない。壊すのに時間がかかるけれど、壊れるのは一瞬なのだから。がんばれ、わたし。