娘に「ママ、今朝も寝言で怒鳴っていたよ~。昨日は?語だったし・・・」と苦情を言われた。冬休みに入り文句ばかり並べ立てる子ども達の相手をしていると、嫌でもストレスが倍増する。久しぶりにダンナと子ども達(除く子ペンギン)にキレてしまい、ごくせん口調でまくし立てた。数年前にTVドラマで見た時は、まるで外国語のようだとワクワクしながら記憶したものだ。滅多に使えない日本語なので、ここ一番の時に使う。子ペンギンが「大奥」を見て「おおっ!」とか「すごいなぁ~」と多少大げさに騒いだ。すると娘がその他大勢の代表で「子ペンギン、TVの音が大きい!」と向こうの部屋から文句を言った。その言葉にブチっとキレたのが母だ。「子ペンギンの兄弟を何年やっているのかしら? 彼にはTVの音量を9とか10にして・・・と伝えれば済むことでしょう。自分たちの勉強が捗らないのを、子ペンギンのTVのせいするのはお門違いでしょう。だいたい、学生の実習じゃないんだし、そんな初歩的なこともできなくてどうするの? 少なくとも、自分たちが蒔いた種なんだから、穂を子ペンギンが刈る必要はさらさらないのよね。障害のある者にあたるのは、何があっても許さないから」を件のごくせん口調で述べさせてもらった。あの口調を真似したとき、まるでシェイクスピアのソネットを諳んじているように気分が良かった。凶暴なんだろうか・・・わたし。