昨日メジボフ先生は講演の最後の方でエジソンの言葉を引用された。"Opportunity is missed by most because it is dressed in overalls and looks like work "。諦めずにやって行けば、チャンスは必ず訪れるということらしい。その言葉にひっかかっていたのか、久しぶりに夢で祖母に会った。もう他界したが、やけに生々しく語りかけてくる。しまいには「RAM、○△□になれ~」と檄を飛ばす。正直言って○△□になりたいけれど、何が何でも頑張るというのはどうかしら…と考えるときもある。H巻先生も「○△□になる場合もあるし、そうでない場合もある」と自分の思考に保険をかけるよう東京のワークショップでおっしゃっていた。おそらくメジボフ先生も、無理を通して突き進めとはおっしゃっていないだろう。しかし、思考スタイルがまるで振り子のようにall or nothing の私には、どっちにすればいいのか迷う。どちらでもなく真ん中にいることが、とても気持ちが悪いのだ。大多数の人には居心地がいいだろう「それなりに普通」というpositionが、私には結論が見えない暗い迷路のように思えてくる。少なくとも「それなり」でいなかったことは、多くの人たちと知り合う機会を与えてくれた。Opportunityは自分で探すものなのだろう。最近ずいぶんと臆病になっていたけれど、おばあちゃんの言葉で踏ん切りがついた。祖母から受け継いだ活動性を大切に活かさねば…と、おばあちゃん子だった私は思う。