今日は主治医に会った。子ペンギンの学校でPTA役員になったと言ったら、へぇ~っと驚かれてしまった。理由は簡単で、私に魔が差したのだと思う。クラスの保護者達で役員を決める際、どの親も仕事が忙しいと訴えた。どうやらパートを休めないらしい。皆がとても困った顔をしていたので、思わず「私がやりましょうか」と言った。私の仕事など働いているカテゴリーに入らないし、人様に言っても分かってもらえるものでもないと思ったからだ。私の迂闊な発言に、その場にいた親たちは大喜びとなり「先生、RAMさんに決まりました~」と報告されてしまった。これはお芝居だったのだろうか。こういう場合は忙しそうにするのが常套手段なのだろうか。自分の社会性の無さにうんざりした。子ペンギンを通じて学校に情報を入れるのは良いことだと思うが、今ひとつ釈然としない。つれあいに報告すると呆れた顔で「荒れる株主総会みたいだな」と言った。私の発言はそんなに過激だろうか。COEのようなノリではやらないつもりだが、私の存在自体が過激なのだろうか。主治医に「私はゴジラみたいだ」と言うと、また笑いを誘ったようだった。たしかに破壊しないと気が済まないのは、ゴジラも私も同じだ。「なにか身を焦がすほど、寝食を忘れるほど熱中できる学問はないでしょうか」と、ゴジラのような私は妄想の火炎を口から吐き出した。きっと最後の息をするまで言い続けるだろう。