急に寒くなり、冬用の部屋着が足りなくなったものの、疲れて動きたくない娘の代わりに買い物に行った。
ついでに私も衣類を半額セールで買ったが、もとは10倍以上の値段だった衣類が、売れないせいかどんどん値段が下がっていったのが値札に幾重にも貼られたシールで推察できる。思わぬ買い物に喜んだけれど、ふと考えると、障害者の就労支援も似ているかもしれない。就職できない障害者は、どんどん評価を落とし、就労移行支援事業所を転々とし、さらに行き場がなくなる負のroutineに陥ってしまう。複雑な気分になったのは、ちょうど帰りの地下鉄の中。