映画を見ながら、お気に入りの歌が聴けたらどんなに気持ちが弾むだろう。子どもの頃に見た"The sound of music"は私のお気に入りの一つだ。映画の中で、
年頃になった娘が"Raindrops on roses and whiskers on kittens…"と歌う”My favorite things"は美しい韻律を味わうことができる素敵な歌だ。最近、私のお気に入りにも、新しいものが加わった。地下鉄のチャイムだ。地下鉄のホームでしか聞けないが、melodyもオルゴールの調べに似ているせいか、耳に心地よい。環状線の左回り、右回りに各々melodyが決まっており、電車が近づくと真っ先にチャイムが鳴り、どちらの方向に向かう列車なのかが判る。今までは列車の近づく音や、駅員のアナウンスに頼って動いていたが、チャイムのmelodyで列車の行き先が瞬時に識別できる。数秒のmelodyが人の行動をよりスムーズにし、ストレスを軽減する。
こんなところにも構造化がされているのだ思い、うれしくなった。