週末のお楽しみは乱読。そのために図書館で数冊本を借りた。その一冊が「ホンモノの思考力」
だ。社会で揉まれていけば、自ずから体得していくだろうと思われる内容であったが。
しかし、この部分は思わず苦笑いしてしまった。
「バカに見える会話」
道徳的説教ばかりする。
具体性のない理想論をぶつ。
少ない情報で決めつける。
他人の考えをうのみにする。
すぐに感動し、感心する。
以上の5つの条件を満たすのが学校ではないだろうか。教師は生徒に否応なく学校の常識を受け入れさせてしまう。このような状況を最低9年間続けたら、思考停止に陥るのはさもありなんと思う。メディアの情報が操作され、偏っているように、学校の常識も疑ってかかるということを教えた方がよいのかもしれない。