午前中は養護学校の付添人控え室にこもり、卒業記念品を袋詰めする。高等部の生徒にはギフト券、小・中学部には名前入りの体操服や上靴を入れる袋だ。卒業式に出席する在校生には、ノートを配る。それらをクラスごとに分け、当日の朝は紅白饅頭を追加する。そして記念品を各教室に配るのは、けっこうしんどい。走りながら、怒鳴りながら、指示をする。誰も配置図など見てこないので、大騒ぎになる。それを不思議そうに見続ける先生達は、誰も手伝ってくれない。「そこの青い服を着た先生、手伝ってください!」とAEDモードで叫ぼうか。