夕方慌てて美容院に行く。途中で買った「こころの科学 vol.136 解離」を読みたかったので、一石二鳥だと思ったからだ。一気に読んで鏡をのぞくと、名☆屋巻のようなカールが目に入る。えっ?と思ったが、後の祭りだ。子ども4号は私を見てプッと吹き出しそうになる。文字の言語にのめりこみすぎ、美容師に希望を述べなかったのがマズかった。μ先生とお喋りし「日本語よりも英語の方が気を遣わなくていいから楽でしょう?」と言った。するとどうしてそう思うのか説明させられた。その挙げ句「じゃあRAMは母語がないんだねぇ・・・」と痛いところを突かれる。母語なんて考えたこともなかった。それよりも音声言語は文字言語よりも数倍注意力が必要で、まるで飛んでいるチョウチョを捕まえるように難しいと思う。では文字言語はどうかというと、標本になったチョウチョを眺めるように分かりやすい。