午後はひたすら話し続ける。身振り手振りと不自然な笑顔で語り続ける。その反動なのか、ポップコーンのように様々な語彙が頭の中をはじける。夕方買い物に行き大根に手を伸ばすと“mind blindness”が浮かんだ。脈絡無く言葉が飛び交うのには慣れている。Blindじゃなくて見えるけれどゆがんで見える乱視じゃないのかなぁ・・・とブツブツ言いながら買い物をする。状況がまったく理解できないのではなくて、バイアスをかけて見てしまうのかもしれない。知識は山ほど持っているが、使い方が独特だったりするのかもしれない。Blindnessはキツイ表現だと思う。私がblindであるなら、その筋の研究者たちは弱視じゃないか・・・と天の邪鬼にも考える。