昨日は余裕の微笑みだったのに、今日は猫に睨まれたネズミのように作り笑いをした。にっこり笑うとき、たいてい状況を読めていない。頷くときはもっと危ない。今日のように心にもなく真面目に笑うとき、もうこれ以上私に話しかけないで欲しいと思う。真面目に謙虚そして一見真摯に話すと、その後いつもの自分に戻るのにけっこう時間がかかる。自分の中で会話を繰り返し、なんとか結論にたどりつくのがこの時間だ。あ“~疲れた。京都や東京の方がこちらよりも疲れないのはなぜだろう。ここにいると地雷と赤外線の間をくぐり抜けて進んでいるような緊張感を覚える。