日曜日子ペンギンは鉄道イベントに出かけ、ダンナは明日K州に向かう準備に忙しい。なんとか時間を見つけてSickoを見に行きたかったが、まとまった時間がとれず断念。日曜日は自由なようで、実は家族の奴隷になる日だ。あれもこれも・・・と予定を立てるが、細切れにしか使えない時間にため息をつく。そんな時に限って、私は学生時代のある場面に逃げ込む。それは退屈な某先生の授業だった。あまりに退屈なので、窓の外で風に揺れる木の枝や葉をじっと見ていた。一応先生の話は耳に入れているが、窓に視線が向いている。そういう場面に限って、先生にあてられる。質問の内容は記憶しているので、機械的に答える。すると先生は、不機嫌そうにまた話し始める。授業よりも木々の動きの方が魅力的だった。まだ使われているあの教室に入ってみたい気がするけれど、そのままあの時に戻ってしまうようで躊躇っている。