PCを修理に出して3日目、家でPCのない生活なんて考えられない。PCを触れない私はノックアウトマウスのように、家の中をウロウロする。あと10日あまりこんな状況は耐えられないので、子ども1号のPCに居候を決め込んだ。彼がキャンパスにいる間、ありがたく使わせていただくことにする。β先生が昔「お前なんかPC取り上げて、入院させてやる~」と半ば本気で言ったが、あながち嘘ではないと感じる。大病をしたときも、一人で入院してきた。リュックを背負いPC専用バッグを抱え、とてもじゃないけどこれから闘病するという雰囲気ではなかった。そして目が覚めて体中から管がはずされると、さっさとPCに向かって論文をしたためていた。私にとってPCは大切な同士だ。音として入る情報は、日本語であっても捕まえにくい。文字であれば、日本語であろうと英語であろうと、問題なく理解できる。だからだろうか、劇場で芝居やオペラなどを観るのは好きじゃない。映画、それも英語で字幕が日本語というのを好んでみているような気がする。