とうとう午前中ダウン。頭はカタカタ空回りするけれど、身体がどうにも動かない。諦めて寝込んだものの、雑事はどんどん増えていく。おまけに子ども達は騒がしい。宿題が分からない子、現場実習断固反対を叫ぶ子ペンギン。娘は予備校で疲れたとボヤく。数学の解き方を教えると、ダンナが横から口を挟む。「そんなに簡単な問題なわけないだろう」と。そして子ども4号に難しい解法を伝授する。すると子ども4号は「ママ~、パパが何を言っているか分からない」と困惑した声ですり寄ってくる。「進学校でもないフツーの中学生に、そんな解法を求める分けないでしょう」と低い声でダンナを威嚇する。みんな、お願いだから私の邪魔をしないでちょうだい。やりたいことが山ほどあるのに、時間も身体も追いつかなくて困っているのだから。木曜日の総会スピーチも、まだ考えていない。せっかくだからパンチの効いた就任挨拶を一発かましてみたい・・・と某先生風に表現して苦笑する。諦め気分にMDを聴く。どの歌を聴いても、日本語という外国語が耳に入ってくるとしか感じない。言っていることは理解できるけれど、感情が分からない。一番きつかったのは「もしもピアノが弾けたなら」を数年ぶりに聴いたときだ。だから一体何が言いたいの?と何度も感情ファイルを開こうとするけれど、ツールが見つからない。もともと持っていないのか、どこかでなくしてしまったのか自分でもよく分からないけれど。