N市はゴミの分別にやたら厳しい。お陰で火曜日から金曜日まで、毎日違う種類のゴミを出す。火曜日は可燃ゴミ、水曜日は不燃ゴミ、木曜日は資源ゴミそして金曜日は可燃ゴミだ。家庭でゴミが出るたび、これはどの種類になるのか迷う。ゴミの分別を丸暗記したのはダンナだが、その次に詳しいのが子ペンギンだ。彼にお伺いを立て、どのゴミ袋に投入するかを決める。N市外の郡部は、それほどゴミ分別に厳しくない。まして県外に行くと、大雑把な分別にかえってこちらが戸惑ってしまう。子ペンギンが詳しいのは、資源ゴミと不燃ゴミの違いだろう。何度も熱く語ってくれるのだが、興味の無い私はスルーしてしまう。ゴミの細かい分別は、PDDの子どもにとって馴染みやすいシステムなのかもしれない。そんなことを雑雑と考えながら、子ども1号とシューカツの話をする。そして今年高校受験の子ども4号は、好奇心満々で話しかけてくる。子ペンギンは相変わらずマニアックな話題を一方的に投げかけ、その隙を縫って娘と今後のことを話す。こちらは専ら話す内容を分別しているようだ。ゴミの分別ではダンナの知識に負けるが、子どもへの対応では圧勝していると思う。どうでもいいことだけれど・・・。