子ペンギンが「大改造劇的ビフォーアフター」を熱心に見入っている。毎週放送されていた頃も、半ばBGM化しながら見ていた。私も最初は面白そうに見ていたが、さすがに飽きてきた。サザエさんの声で「なぁ~んと言うことでしょう」を連呼されると失笑しそうだ。それも、どの間合いにその台詞が入るのか、だいたい予想できる。これも水戸黄門と同じパターンなのだと思う。決まり切った話の展開が、子ペンギンには安心感をもらたすのかもしれない。TV番組はこれでもかとパターンを繰り返し、観る側にアピールする。その対極にあるのが、高等部からもらってくる来週の予定表だ。来週は月から金曜日までずっと作業実習だ。なぜ教科学習がないのか、そして1週間続けて作業をする趣旨が見えてこない。おそらく来月早々に控えているバザーに向けての作品作りかと思われる。しかし、これも生徒ならびに保護者への説明がなされていない。「いつもと同じ」ことは、説明しなくていいのだろうか。教師が分かっていても、生徒や保護者は分からない・・・という第三者の視点に立った思考を要求するのは酷なのだろうか。Autisticなのは、意外と学校側だったりすることが多い。