さらに年賀状が届く。元日に投函されたものが、ドサッとある。子ペンギンにも3人の担任から、それぞれ年賀状が来た。クラスの女の子からは「優しいところがいいです」と賀状をもらった。僕ってイケてると感じてくれたら、まず1年生の目標はクリアだ。私にはいろいろな人が「また話を聴かせて」とか「ぜひお会いしましょう」など書いてくる。本当なのか、本心からそう思っているのか迷う。うっかり「では、いつお会いしましょう?」と返事を送ろうものなら、相手はビビってしまうだろう。そんな失敗を何度も重ねてきた。それで気持ちがぐらつくのは、私が成長していないせいだろうか。論文を書くときにお世話になったI先生から、年賀状をいただいた。「お元気になられました? ☆○にはいつでもいらして下さいネ・・・・」と書いてある。元気じゃなかったこの数年、あるいは不遇をかこったこの数年をどこから聞かれたのだろう。☆○に2年以上ご無沙汰しているが、貴重な実習と情報交換の場だ。行きたいのは山々だけど、きっと今までの経緯を話すんだろうな…最後のお茶の時間に。新しいメールアドレスに、さっそくお礼のメールを送っておこう。もう一度元気になれるかもしれないから。