子ペンギンの誕生日がやってきた。プチケーキのはずが、彼の心変わりで普通の丸いケーキを食べる。何はともあれ、昨年よりも落ち着いた彼をお祝いする。午後から娘の学校に行き、保護者会で毒づいてしまった。そのせいか、祝う気持ちも今ひとつ盛り上がらない。卒業年度の生徒を持つ親として、単位制の昼間定時制高校に欠けることを述べた。要するに、1クラス20名しかいないのに、生徒の指導がきめ細かくない。もっと言えば、先生の注意は常に不登校経験者に向けられる。その結果、不登校ではない生徒は、ほっておかれる。こんな想いになったのは、きっと受験を目前にして何のサポートもなかったことに怒っているのかもしれない。保護者会の後かたづけをしていると、化学の先生が話しかけてきた。私の発言があながち的はずれではなかったのが嬉しい。中学校でも高校でも、話が合うのは理系の先生ばかりだ。ムカつきながら、夜の勉強に急ぐ。ところが、今日の発表者はイマイチだった。イマⅡかもしれないのは、ppt構成のまずさだ。抑揚のない話し方と、slideに目一杯書き込んだ文章が私をもっとイライラさせる。イマⅢだったのは、そうかコイツが◎☆◇だったんだ~と分かったことだろうか。おめでたい日に、なんとも巡り合わせが悪かった。