午後はGyneでLeuplinの5回目、あと1回で1クールが終わる。ついでに採血され、副作用を調べるからと言われてしまった。一体何を調べるのか聞こうと思ったけれど、忙しそうだったのでそのまま部屋を出た。子ども達に関してなら詳しく聞くだろうし、子ペンギンに関わることなら納得するまで質問するだろう。ところが自分の事に関しては、かなり大雑把になる。「他人の事は冷静に観察するけれど、自分のことは見られないのね」と友人が呟いたくらいだから、相当なものなのだろう。他人の事は今まで獲得した知識を駆使して判断すればいいけれど、自分を客観視するのは至難の業だ。そうでなくても、私とわたしが共存する状態ではどうやって図り知ることができるだろう。今夜もあれこれ考えていると、娘がこう言った「教室の冷房が効きすぎて、体調が悪くなりそう」。彼女の一言で思考の迷路から脱出し、急いでカーディガンを買いに行った。