日頃どの兄弟よりも早く就寝する子ペンギンだが、今日はのんびりとお気に入りの番組を見ている。「タモリのジャポニカ ロゴス」は、彼の好きなクイズ番組の一つだ。どうやら番組を通じて、様々な日本語の表現やニュアンスを覚えているらしい。視覚から情報を得ることが、どれほど彼の助けになっているかが良く分かる。視覚支援は子ペンギンだけでなく、私も恩恵に浴している。非常に混乱をしそうな時、主治医にメールを送る。言葉で言い表せなくても、文字にすると随分自分の感覚をdecralativeに伝えることができる。耳から入った言葉を、再度文字に変換して考えると判断ミスが激減するようだ。
メールという手段がなかったら、誰かとcommunicationを図ろうとは思わなかっただろう。一度発せられた言葉は消えてなくなるが、文字は私の意志により消したり残したりすることができる。