昨年以来、なぜか月末よりも中旬に移動を伴う用事が集中している。すなわち今週なのだが、どうにも無理なスケジュールを入れてしまい往生する。物理的には可能な移動だけれど、気力・体力を考えていないのが難点だ。疲れてくると、たちまち音楽が聴けなくなる。そして音にも過敏になる。続いて触覚過敏に陥り、衣類だけでなく自分の毛髪さえも脱ぎ捨てたくなる。昨日のように蒸し暑い日は、私という存在をdeleteしたくなる。それでもなんとかキャンパスに行き、生協で『ふしぎだね!?ADHD(注意欠陥多動性障害)のおともだち』を買った。帰りの地下鉄で読んだが、何やら私に似たところが多いのに苦笑した。第3巻のLDよりは具体的な支援方法が掲載されている。しかし日常の生活場面に応用できる人は、それほど多くないかもしれない。本に書いてあることが、目の前にいる子どもにとってベストだとは限らない。本に軸足を置くのではなく、子どもの状況把握をしてから本の知識を取り入れることが望ましいと思う。明日は朝から保育園だ。