午後の蒸し暑さに思わず愚痴をこぼしたくなり、知り合いのそのまた知り合いに延々と聞いてもらった。何か困ったことが起きた場合、お呼びがかかる事が多い自分にうんざりしたのだ。私はまるでオ○ナイン軟膏みたいではないのかとぼやいた。今日はどうやら不満を列挙する日のような気がしてならない。娘を連れていった小児歯科では、娘を挟んで私とdocがお互いの近況報告にいとまがない。娘には申し訳なかったが、有意義な情報交換ができたと思う。皮肉なことに、つれ合いには愚痴をこぼしたことがない。話しても分からないし、見当違いな応答をされるのが嫌なのだろう。あまりにも違う世界にいると、愚痴さえ通じなくなる。納得がいかないことを聞いてくれる人たちは、ある意味つれあいよりも大切にすべきなのかもしれない。