子ども4号に翻弄された1週間がようやく終わろうとしている。まだ前歯が不安定な彼は、家族と違う食事を摂っている。来週は穏やかな日が続くだろうか、あまり自信がない。子ども4号が歯科で治療中、私は隣接する店でCDを借りた。今月4日にリリースされるJuanesのアルバムを借りようと思っていたが、枯れそうなわたしの気持ちに水を与えるには今しかなかった。日本語も英語も聴きたくないので、中国語の歌が入っているCDを借りた。ChaiというCDに収録された「茶林」が気に入って聴いている。ウーロン茶のCMとして数年前に流された曲だ。Chaiは私が気に入って使うハンドル・ネームでもある。原曲はScotland民謡の"Coming through the rye"だが、詩の内容が替えてある。のんびりとした歌を聴くと、少しは癒される気分になる。そして昨日主治医が私に言った言葉を反芻してみる。何を言いたかったのだろう。いつもはあまり気にしないけれど、今回は妙にひっかかる。私の求める何かも、迷路のようなライ麦畑をかき分けて探さないと見つからないのかもしれない。