午後から子ペンギンの学校に行き、進路指導担当の先生と担任との三者懇談をした。入学したてで進路もはっきりしていないが、大まかな希望を伝えたつもりだ。進路指導は初めてという若い先生に当たったため、具体的な話はできそうにもなかった。担任の経験談やこちらの情報などを織り交ぜながら、なんとか1時間話をつなげた。以前から気になっていたのが、実習先の決定方法だった。良い機会なので、どのようなアセスメントに基づいて決めるのかを聞いてみた。ところが進路担当からはそのようなアセスメントはしていないとの答えが返ってきた。おそらくそうなんだろうと思っていた反面、どうしてできないのだろうかという疑問が湧いてきた。進路担当にアセスメントの必要性とアセスメントを作成するにあたって保護者も協力をするので是非協働で作成できる機会を設けて欲しいと言った。進路担当は保護者が一緒に考えてくれるのなら、アセスメントを作りましょうと言ってくれた。学校まかせでなく、親も子どもの進路を模索するのは必要だと思う。子どものことを一番よく知っているのは親であるし、有用な情報を家庭だけに留めておく必要もない。歯をくいしばって働くのではなく、自分のやりたい仕事を自分の意志で選べたらどれほど満足感を味わえるだろう。障碍者に根性論を無神経にも押しつける教育とは、一体何なのだろうか。