子ペンギンは食料品などの賞味期限に敏感だ。今夜も冷蔵庫や戸棚を覗き込み、期限切れのものがないかチェックに余念がない。賞味期限と消費期限の違いを教えたが、どうも期限切れは許せないらしい。おかげで期限切れのものを最小限にすることができる。しかし、うっかり期限切れになったものを目にすると、どう処理するのかしつこく聞いてくる。今日も彼の質問に付き合い、苦しい答弁をさせられた。調味料入れの管理も彼の役目になっているため、あと2~3滴でなくなるごま油を捨てようとして注意された。彼にとって期限とは、必ず守らなければならないもののようだ。私にとってLimitとは、必ずしも期限ではない。Limitを超えるときとは、相手が私の世界に必要以上に踏み込んでくるときだろうか。例えると、玄関先で話をしたいにも関わらず、座敷まで上がられてしまう状態だ。さらりと相手の言葉をかわすのが下手なのだろう。あるMLに参加していたとき、私の投稿に「随分お疲れのようですね」と反応があった。それが茶化されているのだと思いキレてしまった。言葉を状況に応じて相手に返すのは難しい。誰かfollowしてくれる人がいれば、言葉の樹海に迷い込まなくて済むのかもしれない。